10月30・31日に米キーンランド競馬場で開かれるブリーダーズカップ。クラシック以外でも、米G1を勝ったテーオーエルビスや8歳のディープモンスターなど、日本調教馬の挑戦に注目が集まっている。海外の掲示板では、実績を評価する声に加え、休み明けのローテーションや距離適性を気にする声も出ている。
10月6日時点のBC公式候補一覧には、スプリントのテーオーエルビス、ターフのディープモンスター、マイルのアスクイキゴミ、ダートマイルのロードフォンスとテーオーパスワードが掲載されている。いずれも出走候補で、確定出走馬ではない。プレエントリーの締め切りは現地10月19日となっている。
BCスプリントはダート1200m。テーオーエルビスは5月2日の米G1チャーチルダウンズSを3馬身1/4差で勝った。米予想家マット・バーニアは9月29日付の個人ランキングで、スプリント部門の2位に同馬を選出。首位イングリッシュマンが好調を保てば上積みは必要かもしれないが、その差は大きくない可能性があると評している。これは同氏個人の評価だ。
エルビスの前走は1400mで、本番は200m短くなる。また、8月5日付のサンスポは、暑さや疲労を考慮して韓国遠征を見送り、BCへ直行する方針を報じた。以下の反応には、前哨戦を使うかどうかがまだ検討されていた時期の議論も含まれる。
BCターフのディープモンスターは、今年2月のアミールTでゴリアットを破り、5月の香港チャンピオンズ&チャターCでは3着。直近の10月4日京都大賞典は4着だった。英語圏の掲示板では年齢を気にする声もある一方、遅咲きの充実ぶりを買うファンがいる。今回掲載する同馬への投稿は、いずれも京都大賞典より前のものだ。
BCマイルのアスクイキゴミは、今年のNHKマイルCでハナ差2着。日本のG3チャーチルダウンズCで見せた加速を評価する声と、経験の少ない3歳馬が休み明けで海外の古馬と戦うことへの慎重論がぶつかっている。アスクイキゴミが勝ったチャーチルダウンズCは日本の芝1600m戦で、エルビスが勝った米国のチャーチルダウンズSとは別のレースだ。
BCダートマイルにはロードフォンスとテーオーパスワードが候補に入る。米DRFの9月30日付展望も2頭を同競走の予定馬として紹介した。ロードフォンスについて、安田翔伍調教師はIdol Horseの取材に、キーンランドの2ターンが合い、スプリントでは短いとの見方を示している。これは陣営の適性判断で、海外記者による本命評価とは区別したい。テーオーパスワードは2024年ケンタッキーダービー5着時以来の米国挑戦が話題になっている。
以下は英語で投稿されたRedditのコメントを抜粋・翻訳したもの。期待、疑問、応援をレースごとに紹介する。投稿時点の予想や感想であり、海外ファン全体の意見を示すものではない。
写真は2025年9月7日、阪神競馬場でのテーオーエルビス。
レース別・英語圏の掲示板の反応
BCスプリント:テーオーエルビスの米G1勝利を評価(9月23日)
BCスプリント:直行への期待と疑問(8月5〜6日)
BCスプリント:前哨戦を議論していた7月22日の声
BCスプリント:米G1勝利後の驚きと応援(5月3〜5日)
BCターフ:ディープモンスターの挑戦と鞍上への期待(9月9日)
BCターフ:8歳を心配する声、晩成を評価する声(9月23日)
BCマイル:アスクイキゴミの経験と準備をめぐる議論(9月9〜24日)
BCマイル:挑戦が話題になった6月4日の期待
G3チャーチルダウンズCの勝ち方を見た瞬間、この馬は特別だと思った。1番人気じゃなくても、いつも結果を出す。NHKマイルCでも、同世代の有望マイラー、ロデオドライブとほとんど同着だった。